管理人のテツは,ピアノが趣味です。周囲からは意外だとよく言われます。
見た目はおっさんなので・・・。
ピアノを弾けるってなんか特殊能力のように感じますよね?
きっとはじめてみたいと思っている方でも,
「ピアノって小さい頃から習わないと弾けないんでしょ?」
「習う時間もないしやっぱり無理かな・・・」
「自分1人で練習してもきっとダメだろうな・・・」
なんてことを考えて尻込みをしてしまうのではないですか?
はっきり言います!ピアノは自己流でもある程度のレベルまでならいけます!
〇少し自分の話を・・・〇
「ピアノを弾けるようになりたいな~」
大人になったある日思いました。
きっかけは友達がピアノあるバーで即興で
ショパンの「幻想即興曲」を弾いているのを見たからです。
↓幻想即興曲を聴きたい人はクリック↓
ちなみに管理人テツは今でもこの曲は弾けません。難しすぎる!!
その友達はもちろん男で,しかもゴリゴリのマッチョです。
なんかイメージと違うな~。でもああいうギャップっていいな~。って当時の私は思いました。
実際その友達はモテるんですよ!
けれど・・・
「この歳で今更ピアノレッスンに行くのも恥ずかしいな~」
とも思いました。けれど弾いてみたい・・・
そこで!
ある程度家で練習して上手になったらピアノ教室にいくかどうか考えよう!
と,保留気味の決断をしたのが始まりです!!
この記事では,私がピアノを家で自己流で練習したとき,
どんな方法で練習したのかご紹介します。
☆こんな人に読んでほしい☆
✔ピアノをはじめたいけど習いにいくのは躊躇する方 ✔自分なりに練習しようと少しでも思っている初心者 ✔自分にピアノは無理だとあきらめてしまっている方
初心者はまず3ヶ月で1曲しあげるつもりで!
まず,練習量ですが,私は1日30分~1時間を
週5日くらいのペースで取り組みました。
練習方法はこのあと紹介しますが,
はじめて1曲しあげるのにかかった時間は
3ヶ月くらいでした。
私の中のルールとして,しあがった!の基準は暗譜してスラスラ弾けたらということにしています。なので,単純に曲っぽくなるのはもっと早かったです。
まずは,曲を選ぼう!!
おすすめは,自分の弾きたい曲を選ぶのが1番です。
まずは,簡単な曲から・・・と選びたくなると思いますが,
私のおすすめは,自分の弾きたい曲を選ぶことです。
もしくは,みんなが知っているような名曲を選ぶことです。
☆その理由は☆
1,モチベーションが維持できるから →自己流で練習するとき,これを保つことが大切 2,はやく他の人に聴かせたいという意欲になる →上手になると人に聴かせたくてたまりません。 3,どんな曲か知っているから →知らない曲より,はるかに捗ります。
他の記事で初心者でも弾きやすい名曲をまとめていますので,
そちらも参考にしてみてください。
でも,なるべく簡単な曲ではじめたいという人は,次のことに気をつけて選んでみてください。
1,簡単な和音で構成されているもの →最大でも3音くらいがいいです。 2,♯や♭が少ないもの →黒鍵を弾く量を減らすことができます。 3,バイエルで弾ける~と書かれたもの →バイエルはピアノ初心者のレッスンでよく使われるピアノ教則本です。バイエルで弾ける~は「バイエルを弾けるくらいの技術で弾けますよ~」ということです。
ちなみにこんなのです
じゃあバイエル練習したらいいじゃん!と思うかもしれませんが,あまりおすすめしません。なぜなら,あまり面白くないからです。
ちなみに管理人テツが最初に選んだ曲は,ショパンの「別れの曲」でした。これは流石に失敗でした。(でも1ヶ月で半分くらいはできました)その後,久石譲の「Summer」を選びました。
ドレミ(階名)を書き込む
お恥ずかしながら,私は一切楽譜が読めませんでした。
今思えばなかなか無謀なチャレンジでした。が,結果よければ全てよし!ということで!
楽譜が読めない私は,まず楽譜の音符の下に,
全て階名を書き込んでいきました。
ピアノの楽譜は2段に分かれていて,
上段は右手,下段が左手です。
ここで気をつけなければならないのは,
上段はト音記号で下段はヘ音記号なので,
ドレミの位置が違います。
ものすごい作業量ですが,これをしないと正直弾けなかったです。
でも,これを繰り返していると自然と楽譜を読めるようになります。
今では,一切階名をふる必要がないです。
↓このサイトを見ると作業しやすい↓
楽譜を見ながら曲を聴いてイメージをもつ
いきなりピアノで練習しはじめるのではなく,まずは,楽譜を見ながら曲を聴くことを何回も繰り返すことをおすすめします。
☆メリット☆ ・曲のイメージをもつことができる ・それぞれの音符の音の長さが感覚的に分かる
またまたお恥ずかしながら,楽譜が読めないということは,音符の知識も全くないです。
音符の長さがわからない人は,
実際に音源を聞き,
歌を覚えるように耳で覚えたほうがいいです。
実際練習を始めてわからなくなったら耳で確認することをおすすめします。
いざ練習!!
これだけの準備をしてから練習に臨みました。
1小節ずつ両手で!
練習の仕方はいたって単純,
1小節ずついきなり両手で合わせていきました。
まずは,右手だけでやらないの?と思いますよね・・・
なんでこんな練習方にしたかと言うと,
ピアノに触ったこともない私にとっては,
右手だけでもきつかったんです。
だったら両手で1和音ずつ追っていった方が効率的だと考えました。
このように縦に見ると,ただの和音の連続じゃんと思ったわけです。
これを両手に役割分担して,押さえていけばいいだけだ!
と安易に考えたわけです。
一個目の和音「ジャ~ン」二個目の和音「ジャ~ン」
できたから2つつなげて「ジャ~ン,ジャ~ン」
みたいな感じで練習していきました。
1小節目ができたら2小節目!
2小節目ができたら1小節目とつなげて!
この調子で最後までつなげていくと曲がある程度完成します。
はじめのうちは指がつりそうでした。
☆注意点☆
✔次の音を弾くときにどの指で弾けばスムーズか考える ✔小節と小節のつなぎ目は特に練習する ✔なんか音が違うなと思ったらCDを聴いて確認 ✔音が抜けていてもそれっぽく聞こえたらOK!ぐらいの意識でやる
本当は指番号が楽譜にふってある場合はそれを参考にすると弾きやすいです。でも,私は自分なりにアレンジしました。
↑〇が付いているのが指番号↑
最後までいったら,あとは暗記するぐらい何回も最初から最後まで弾く!
ピアノが弾ける人の練習方法は初心者には難しい
周囲のピアノが弾ける友達や知り合いに練習方法を質問したところ,
まずは,右手だけで最後まで練習して,できるようになったら次に左手を練習したらいいよ。左手も最後まで弾けるようになったら,両手で合わせる練習をすれば弾けるようになるよ。
と,教えてくれました。
実践したところその時の私には無理でした。
きっと習っている人たちはそれまでいろいろな曲を練習する中で下地ができあがっているのだと思います。超初心者の私にはそれがないので,きついのは当たり前でした。まあ「別れの曲」にいきなりチャレンジすること自体が無謀なのですが・・・。
今ではいろいろな曲が弾ける
超初心者がピアノを習わずに
ピアノで曲を弾くことはできるようになります。
決して特殊能力ではないです。
この練習方法を繰り返すうちに,
✔楽譜を読めるようになった ✔音源を聴かなくても楽譜を見れば何とか弾ける ✔ピアノ経験者と同じような練習方法でできるようになった
などなど,たくさんのことができるようになりました。
ピアノは弾けるようになりたいけど,
今からピアノをやっても・・・と思っている方
是非チャレンジしてください。応援しています。
☆これまでに弾けるようになた曲☆
曲名(できるようになった順番に10曲ほど) | |
1 | Summer~久石譲 |
2 | あの夏へ~久石譲 |
3 | アシタカとサン~久石譲 |
4 | 雨だれの前奏曲~ショパン |
5 | マズルカ~ショパン |
6 | エリーゼのために~ベートーベン |
7 | 悲壮第2楽章~ベートーベン |
8 | ノクターン~ショパン |
9 | ワルツ~ショパン |
10 | ピアノソナタ~モーツァルト |
最後に,電子ピアノが自宅にないかたのためにリンクはっておきます。本当にピンキリなんで安めのやつで充分だと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
コメント