管理人テツは映画が大好きです。映画館は落ち着きますよね~。
家でまったりとDVD鑑賞もいいですね~。
戦争映画が好きだ!というと,
「なんか物騒だね」
「戦争の何がおもしろいの?」
「歴史関係はちょっとな~」
なんてことを多々言われることがありました。しかし!
「戦争映画というだけで敬遠しないでほしい!」
「銃で撃ったりするだけの映画じゃないんだ!」
「知っておくべきことがたくさんつまってるんだよ~」
こんなことをどうしても思ってしまいます。
ただ戦争の中にもやはり人間ドラマがあるんです。
これまで数多くの戦争映画を見てきましたが,
その中からいくつかお勧めを紹介します!
☆こんな人に読んで欲しい☆
✔戦争映画に興味があり,他にどんなものがあるか知りたい ✔どんな内容の映画なのか概要を知りたい ✔戦争映画を見たことがないけど,少し興味がある。
バンドオブブラザーズ(ヨーロッパ戦線の流れがよく分かる)
個人的には1番好きです。今でも繰り返しみます。
主なキャスト
制作総指揮=スティーブン・スピルバーグ,トム・ハンクス
役名 | 俳優 | 吹き替え |
リチャード・ウィンターズ少佐 | ダミアン・ルイス | 役所広司 |
ルイス・ニクソン大尉 | ロン・リビングストン | 山寺宏一 |
☆簡単なあらすじ☆
舞台は第二次世界大戦。実在するアメリカ軍第101空挺師団のドイツ侵攻を描いたノンフィクション作品。登場人物は実在した人物。 アメリカがヨーロッパ戦線に参加しようというとき,ヨーロッパの壁と言われたドイツ軍の要塞を攻略するため,空挺(落下傘部隊)が考案された。その空挺部隊の訓練の様子からドラマは始まる。 ノルマンディー上陸作戦からマーケットガーデン作戦,バルジの戦いを経て,ドイツ降伏,そして終戦までを描いている。
E中隊隊長リチャード・ウィンターズが総合的な主人公ではあるが、基本はE中隊の隊員たちの群像劇である。いくつかのエピソードには製作当時存命だった隊員たちのインタビューが挿入されている。
バンドオブブラザーズーwikipedia
☆おすすめポイント☆
これは,映画ではなくテレビドラマです。アメリカ参戦から終戦までなので,とても見応えがあります。(DVD5枚組)全10話でそれぞれの話しごとに様々な人物に焦点が当てられます。シリーズ通しての主人公である,リチャード・ウィンターズ少佐や他の登場人物などご本人が冒頭に出てくるのも魅力です。本人の体験談をもとに制作されているので,とても描写が細かいです。兵士たちの絆や葛藤,恐怖,苦労などビシビシ伝わってきます。
最終話のラストシーンが大好きです。感動で鳥肌がたちました。
プライベートライアン(戦争の悲惨さが分かる)
またスピルバーグです。主演はトム・ハンクス
主なキャスト
監督=スティーブン・スピルバーグ
役名 | 俳優 | 吹き替え |
ジョン・ミラー大尉 | トム・ハンクス | 山寺宏一 |
ジェームズ・ライアン | マット・デイモン | 草尾毅 |
☆簡単なあらすじ☆
ノルマンディー上陸作戦を成功させたアメリカ軍だったが,ドイツ国防軍の激しい迎撃にさらされ多くの戦死者を出してしまう。そんな中、アメリカ陸軍参謀総長ジョージ・マーシャルの元に、ある兵士の戦死報告が届く。それはライアン家の四兄弟のうち三人が戦死したというものだった。
プライベートライアンーwikipedia
☆おすすめポイント☆
いきなりノルマンディー上陸作戦の様子から始まります。その描写のリアルさから「うわっ!戦争って嫌だな。見てられない!」という感情を少なからずもつと思います。作戦成功の裏側には,多大な犠牲があるということを改めて認識させられます。救出作戦に向かうミラー中尉たちを様々な理不尽な事態が襲います。隊員たちの心の動きに注目です。ライアンがどうなったかも注目ポイントです。
この作品の後に,バンドオブブラザーズが制作されました。
ウインドトーカーズ(任務を遂行する兵士の過酷さ)
今度はヨーロッパ戦線ではなく,太平洋戦争です。
主なキャスト
監督=ジョン・ウー
役名 | 俳優 | 吹き替え |
ジョー・エンダーズ | ニコラス・ケイジ | 小山力也 |
ベン・ヤージ | アダム・ビーチ | 坂詰貴之 |
☆簡単なあらすじ☆
1943年、南太平洋ソロモン諸島ブーゲンビル島。上官の戦死で小隊を指揮することになったエンダーズ伍長(ニコラス・ケイジ)は、日本軍の猛攻の前に若い兵士たちを次々と失い、自らは負傷しながらも唯一の生き残りとして帰還したが、左耳に重度の障害が残った上に平衡感覚まで失い、ハワイの海軍病院で療養していた。しかし彼は失った仲間のために戦う事を決意し、従軍看護婦リタ(フランシス・オコーナー)と共にリハビリを続け、復帰の為の聴力テストではリタの計らいによって無事合格し、軍へと戻った。復帰した彼は第2偵察隊に配属され、隊長イェルムスタッド(ピーター・ストーメア)、オックス(クリスチャン・スレーター)らに出会う。与えられた任務はタラワキャンプ内ナバホ族の暗号通信兵であるヤージ(アダム・ビーチ)とホワイトホース(ロジャー・ウィリー)の援護と秘密暗号の死守だった。
ウインドトーカーズーWikipedia
☆おすすめポイント☆
任務はベン・ヤージの命を守ること・・・ではなく,暗号を死守すること,というところがポイントです。その任務の中で揺れ動く,ジョーの心の葛藤が見所です。また,戦争において暗号を使った通信,そしてその解読がいかに重要であったかがわかります。
私が映画館で見た最初の戦争映画でした。思い出補正がかかっているかもしれませんが,とてもおもしろいです。
戦場のピアニスト(ユダヤ人迫害の悲惨さが分かる)
戦闘シーンはほとんどありません。兵士ではなく市民に焦点をあてています。
主なキャスト
監督=ロマン・ポランスキー
役名 | 俳優 | 吹き替え |
ウワディスワフ・シュピルマン | エイドリアン・ブロディ | 宮本充 |
ヴィルム・ホーゼンフェルト大尉 | トーマス・クレッチマン | なし |
ユダヤ系ポーランド人のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの体験記を脚色して映像化している。カンヌ映画祭では最高賞であるパルムドールを受賞した。アメリカのアカデミー賞では7部門にノミネートされ、うち監督賞、脚色賞、主演男優賞の3部門で受賞した。主演のエイドリアン・ブロディはこの作品でアカデミー主演男優賞を受賞した。
戦場のピアニストーWikipedia
☆簡単なあらすじ☆
舞台は第二次世界大戦下のポーランド,ワルシャワ。ピアニストだったシュピルマンがラジオで演奏しているときに,ドイツ軍の侵攻にあう。その後,ワルシャワはドイツ軍に占領されてしまい,激しい迫害がはじまる。家族と離ればなれになり,様々ところを転々とするシュピルマン。彼の運命やいかに・・・。
☆おすすめポイント☆
ナチス・ドイツによるユダヤ人の迫害をテーマにしているのでとても重苦しい雰囲気です。しかし,このような現実があったことを知るための作品だと思います。作中で流れる,ショパンの数々の曲もいい!特に「ノクターン遺作」や「バラード第1番」,そしてエンディングで流れる「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」は圧巻です。
歴史が好きな人だけでなく,クラシックが好きな人,ピアノが好きな人にもおすすめです。
硫黄島からの手紙(戦地に赴く兵士たちの家族への思い)
次は日本の映画です。キャストが豪華ですよね。
主なキャスト
監督=クリント・イーストウッド
役名 | 俳優 |
栗林忠道 陸軍中将 | 渡辺謙 |
西郷昇 一等兵 | 二宮和也 |
西竹一 陸軍中佐 | 伊原剛志 |
伊藤 海軍大尉 | 中村獅童 |
☆簡単なあらすじ☆
太平洋戦争末期,日本軍はアメリカ軍におされ,劣勢の時期。舞台である硫黄島を奪還されれば,いよいよ本土決戦も考えなくてはならないという状況。その中,硫黄島に派遣された陸軍中将・栗林がアメリカ軍に応戦すべく指揮をとる。内部の確執などありながらも,いよいよアメリカ軍との対決の日を迎える。
2006年、硫黄島。地中から発見された数百通もの手紙。それは、61年前にこの島で戦った男たちが家族に宛てて書き残したものだった。届くことのなかった手紙に、彼らは何を託したのか。
【ワーナー公式】公式映画
☆おすすめポイント☆
日本軍よりもアメリカ軍の被害が大きかった唯一の戦いとされています。お国のために,家族のために,自分のために,仲間のために,それぞれの思いをもって戦いに臨んでいたということが伝わってきます。「1日でも長くここ(硫黄島)でアメリカ軍を引き留めたい」という思いから,日本の当時の状況,苦しさが伝わってきます。
歴史の教科書には登場しませんが,知っておくべき出来事だと思いました。
余談ですが・・・
小学校6年生の歴史で学習する太平洋戦争の内容は,
①真珠湾攻撃で開戦 はじめは日本軍が優勢
②ミッドウェー海戦でアメリカ軍が優勢に
③東京大空襲で焼け野原に
④沖縄にアメリカ軍上陸
⑤原爆投下により終戦へつながる
くらいです。
個人的には少なすぎる気もします。本当に戦争のない世の中を目指すなら,過去の過ちをしっかり学習するべきだと考えます。
永遠のゼロ(日本人なら忘れてはならない特攻隊)
本当に感動作だと思います。後世に残して欲しい!
主なキャスト
監督=山﨑貴
役名 | 俳優 |
宮部久蔵 | 岡田准一 |
佐伯健太郎 | 三浦春馬 |
大石松乃 | 井上真央 |
佐伯慶子 | 吹石一恵 |
☆簡単なあらすじ☆
大学生の佐伯健太郎と、出版社(新聞社)に勤める姉の慶子は、亡くなった祖母・松乃の四十九日から暫くした頃、祖父・賢一郎から彼が自分達の実の祖父ではないことを知らされる。第二次世界大戦後、松乃は二人の母・清子を連れて賢一郎と再婚しており、実の祖父は終戦間際に特攻で戦死した海軍航空兵だと判明する。
永遠のゼローWikipedia
☆おすすめポイント☆
岡田准一演じる宮部久蔵の生き様!これにつきます。見ていると,戦争さえなければ・・・という言葉が何度も頭に浮かんできました。映画のラストシーン,宮部久蔵が特攻に向かう様子,その表情からたくさんのことを考えさせられました。
劇中で出てくるセリフで,「九死に一生の作戦になら命をかけることはできるが,特攻は「十死0生!こんなの作戦と呼べるか!」というセリフがあります。まさにその通りだな~と共感したのを覚えています。
まとめ~戦争映画もいろいろなジャンルがありますね
戦争映画と言っても様々なジャンルがあります。
私はどのジャンルも好きです。
兵士たちの苦悩を描いた作品
兵士以外の市民の生活を描いた作品
戦争映画は暴力的な表現が多いので,
敬遠される方も多いですが,
とてもいろいろなものを私たちに与えてくれます。
今回紹介した作品以外にも名作はたくさんあります。
是非,この機会にご覧になってください。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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