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小学校3年生の算数~ポイントはわり算の意味・分数の初歩・かけ算の筆算など~

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・九九をマスターしたら次に待っている学習は?

・3年生の算数ってどんなことを勉強するの?

・家の教え方と学校の教え方が違うと子どもによくないかも・・・

意外と,3年生での学習内容を知らなかったり学校での教え方を知らない場合がありますよね。

いよいよ中学年!

このあたりから,算数が苦手な子はつまずき,

算数を嫌いになってしまうことが多いです。

中学年(3・4年生)でつまずいてしまうと,

高学年でかなりつらいことに・・・

完璧!・・は難しいかもしれませんが,

少しでもつまずきを減らし

子どもの不安を取り除いてあげたいですね。

算数は嫌いでもいい!

ただ,できるようにはなってほしいですよね。

☆このページでわかること☆

✔3年生でつまずきやすい学習
✔教えるときに大切なこと
✔3年生で学習する内容(一覧)

☆他の学年について☆

・1年生の算数
・2年生の算数
・4年生の算数
・5年生の算数
・6年生の算数

わり算は1つ分(1あたり量)を求める計算

2年生でかけ算(九九)を習い,

今度はわり算を学習します。

まずは,九九の範囲内で答えが出せる問題ばかりなので,

九九をマスターしていれば

それほど苦労しません。

しかし,ここで大切にしたいことは,

わり算はどんな計算なのか,

その意味です。

計算方法を機械的に覚えるのではなく,

意味をしっかり押さえることで,

その後の学習につながります。

例えば次のような問題があったとします。

15個のあめがありました。3人で同じ数ずつ分けると,
1人何個のあめがもらえるでしょうか。

ご承知の通り,式は15÷3になります。

ここで大切なことは,

まず,同じ数ずつ分ける・・・ということです。

等分という条件がなければ,

わり算は成り立ちません。

ただ分ける・・・ではダメですね。

次に,分(1あたり量)を求めるということです。

1つ分,1人分・・・問題によってかわりますが,

わり算は1つ分を求める計算だということを

しっかり押さえる必要があります。

「1あたり量」を求める計算だということが分かっていると,

わる数が分数や小数になったとき,

わる数が1より小さい場合,

なぜ答えがわられる数より大きくなるのか,理解しやすいです。

また,2年生でかけ算を学習するとき,

1つ分×いくつ分全体の数

ということを学習します。

わり算は,

全体の数÷いくつ分1つ分

ということになり,

ここから,かけ算とわり算の関係性にも

気づくことができます。

かけ算とわり算の関係を押さえておくと,

□やX(エックス)を使った計算をするときに,

役立ちます。



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分数はあくまで1を何等分するか・・・が基本!

分数の学習は,ほとんどの教科書の場合、

まずは,1L(リットル)を等分して考えます。

1Lを5等分したうちの1つ分は?

のように,まずは単位分数をしっかりと押さえます。

単位分数とは,分子が1の分数のことです。

ここで注意です!!

5分の1Lという量は,

あくまで1Lを5等分したうちの1つ分

ということが大切です。

たとえば,こんな問題でつまずきます。

次の長さを分数で表しなさい
2mの棒がありました。
これを4等分したうちの1つ分は
何分の何メートルでしょうか?
※本当は図があればいいのですが・・・
すいません。

このような問題で多い誤答が,

4分の1メートルです。

2mを4等分したうちの1つ分は

2分の1が正解です。

分数は,1を等分したうちのいくつ分

ということがしっかり押さえられていないと,

子どもは図の見た目で判断し,間違ってしまいます。

高学年でもひっかかる子はいるので,

早いうちにしっかり理解させたいですね。

かけ算の筆算はマスを大切に!

2年生では,九九までしっかりと学習してますね。

3年生では,いよいよかけ算の筆算を学習します。

2桁×1桁をはじめに学習し,

2桁×2桁,3桁×2桁・・・と

どんどんレベルアップしていきます。

計算の手順は教科書に記載されている通りなので,割愛しますが,

ここで大切にしてほしいことは,

マスを大切にして計算する

繰り上がりの数字は決まった場所に書く

ことです。

別にノートを節約しろ!ということではなく・・・

桁が大きくなってくると計算ミスがつきものです。

中でも,マスを適当に使い,位がそろっていない

繰り上がりの数字を書く場所が定まっておらず

足し忘れる子・・・

の計算ミスは本当に多いです。

しかも,なまじ算数が得意な子に限ってこんなことをする場合があります。

細かいかもしれませんが,

丁寧に扱ってあげたほうがいいです。

ちなみに,3桁×3桁以上の計算,

4桁×4桁などは,その後も授業には登場しません。

でも,練習問題では登場します。

つまり,この学習でかけ算の筆算の仕方を身に付ければ,

どんな桁数のかけ算でも計算できる・・・

と見なされるということです。



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図形は円と球と三角形の特徴をしっかりと押さえる!

円と球については 

まだ円周や面積を求める段階ではなく,

半径」「直径」「円の中心」「球の中心」

などを学習します。

特に,半径と直径の関係

直径は中心を通ること,

1つの円の半径は全て等しいということも

しっかりとおさえておくと,

その後の円周の求め方の学習や

面積の学習の際の

つまずきが少なくなります。

三角形では,正三角形と二等辺三角形を学習します。

作図の仕方も学習します。

子ども達が意外につまずくのが,

三角形と二等辺三角形と正三角形の関係です。

三角形というカテゴリーの中に

二等辺三角形と正三角形が含まれる・・

ということをしっかり理解したいところです。

三角形はまだいいですが,

四角形,正方形,長方形,台形,菱形,平行四辺形

の,四角形グループは本当に大変です。

このあたりから,算数の用語をしっかり覚えることが大切です。

また,習った図形について,どんな特徴があるのか説明できることも大切です。

まとめ・・・3年生の全ての学習内容についても

3年生で学習する内容で特に気をつけたいことは,

わり算という計算の意味

分数の概念

かけ算の筆算の計算方法

図形の特徴をおさえる

ということです。

是非,お子さんの学習の様子を見るときは

注意して見てみてください。

答えがあっているからOK・・・

と判断せず,どこまで理解しているのか

探ることが大切です。

最後に3年生の学習内容をざっと紹介します。

・かけ算のきまり(交換のきまり・結合のきまり)
・たし算とひき算(桁が大きくなります)
・時刻と時間(1日何時間,1時間は何分)
・10000より大きい数(100を453個集めると?)
・重さ(g,kg,mgなど)
・小数(分数との関係が深いです)
・□を使った式と図(文字式につながります)
・そろばん(4年生でもあります)

最後まで読んでくれてありがとうございました。



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