・学習用具なんて何でも一緒でしょう?
・消耗品だからできるだけ安いので済ませたい!
・子どもが気に入ったものを使わせたい!
気持ちはわかります。けれど,この考えのデメリットがあるんです。
小学校の学習では,
たくさんの学習用具を使用します。
そのほとんどは消耗品です。
だからすごくお金がかかるんです。
できれば,安く済ませたいところですが,
適当に選んではだめです。
☆このページで分かること
✔吟味して選んだ方がいい学習用具 ✔なぜ吟味した方がいいのか,その理由 ✔どんなものを選べばいいのか ※最後に吟味する必要のない学習用具も少し紹介します。
鉛筆~~けちらず,しっかりしたものを選ぶ!!
毎日のように使う鉛筆。
はっきり言って,安い鉛筆は折れやすいです。
また,削りにくい!!
想像してください。授業中に・・・
文字を書いては,ボキッ!!
書いてはボキッ!!
集中できるはずありません。
それだけでなく,折れた芯は床に転がりおち,
あっという間に教室の床は真っ黒です。
また,折れやすいということは,
消耗も早いということなので,
結果的に経済的ではありません。
赤鉛筆・青鉛筆についても同様です。
小学校から,赤・青鉛筆の用意をお願いされる場合が多くあります。
なぜボールペンじゃだめなのか・・・
という疑問はさておき,
個人的には,高学年になったら,
ボールペンでもいいとは思いますが・・・
これについても,100均のと文房具店の物とでは、
雲泥の差です。
超高級鉛筆である必要はありません。
文房具店や書店に売っているような鉛筆で充分です。
子どもが6年間毎日使う鉛筆はこだわってあげたいですね。
定規~無色透明かつシンプル!
色が着いていたり,
キャラクターが描かれている
可愛い定規がたくさんありますね。
しかし,子どもによっては,
柄物の定規だと気が散り集中できない場合があります。
「ぼくの大好きな〇〇だ~格好いいな~」
とみとれているうちに,
先生の話を聞き逃してしまうかもしれません。
また,余計な情報もいりません。
インチだなんだと書いてある定規もあります。
シンプルかつ無色な定規がおすすめです。
もう一つ付け加えるなら,最近よく見る,
15㎝→30㎝に変形できる定規も必要ありません。
子どもからすると格好いいんですけどね。
しかし,けっこう壊します。
授業中,「先生~定規がこわれました~」
という報告で授業がストップ!
なんてことも起きてしまうかもしれませんね。
あくまで線を引くこと,長さを測ること
に集中できるものにしてあげたいですね。
定規の目的を達成できればそれでよし!しかも高いのを買って壊したり無くしたりしたら大変だ!
三角定規~操作しやすいものがベスト
三角定規の主な用途は,
2種類の直角三角形の角度の認識,
そして作図です。
30°60°90°の組み合わせと
45°45°90°の組み合わせを
しっかり理解するために使用します。
最近の三角定規の中には,この角度がそれぞれ色分けされていて,
わかりやすくなっている商品もあります。
とてもおすすめです。一時期,某コンビニで売ってました。
そして,垂直と平行な線を作図するときが
最も三角定規が活躍するときです。
このとき,一方の三角定規を固定し,
もう一方をスライドさせていく方法をとりますが,
この作業がやりづらい三角定規だと最悪です。
このことを頭に入れて,
操作性を重視してあげてください。
やり方は理解しているのに,道具のせいで上手くできないとなったら可哀想ですね。
コンパス~グリップにこだわりましょう
コンパスは長さを写し取ったり,
円を描くことによく使われます。
コンパスに関してはただ一つ!!
円の描きやすさです。
子どもが苦戦するのは,針をさした後,
クルッと回すところです。
コンパスのグリップは持ちやすいものがいいです。
最近は,グリップに工夫が施され,
とても回しやすくなっている商品もあります。
うちの子は不器用なので,それを買いました。
何の苦労もなく円が上手にかけます。
(半径の取り方は間違えますが・・・・)
道具によって苦手感が解消できるなら,簡単でいいですよね。
まとめ※それほどこだわらなくていいものもありますよ。
いろいろと紹介しましたが,
子どもの学習環境をよりよいものにするために,
参考にしていただければと思います。
最後に,逆に安いものでもかまわないもの
を列挙しておきます。
費用をおさえられるところはおさえていくことも大切ですね。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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