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家庭学習って何をすればいいの?(中学年)

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各種指導法

小学校では,宿題以外の勉強,

つまり

自学ノートの取り組みを行っているところがほとんどです。

しかし,

いったいどんなことを学習すればいいのか,

迷ってしまう子はたくさんいます。

また,

保護者の方もどんなことを取り組ませればいいのか,

どのように取り組ませれば力がつくのか,

迷うと思います。

そこで,いくつか例を紹介したいと思います。

迷ったら取り組んでみてください。

まずは,真似してみることから始めることが大切ですね。

☆こんな人に読んで欲しい

✔中学年の実態に合わせた取り組み内容を知りたい
✔どんな力を育成すればいいかわからない
✔最低限おさえておきたい力を知りたい

単語・文をつくりながら漢字練習

よく行われる漢字練習方法として,

同じ漢字を1行ずつ頑張る方法があります。

この方法は決して無駄ではありませんが,

この方法だけしかやらないと,

実際に文のなかで活用する力がついていきません。

漢字はたくさん書けるけど,作文を書くとひらがなだらけ・・・

なんてこともよくあります。

そこで,

漢字練習をするときには,

単語や文をつくりながら練習するといいです。

 例えば,

「国」という漢字を練習するのであれば,

その漢字を使う単語や単文で

1~2行埋めてみるようにしましょう。

「国語」「国にかえる」「大きい国」「小さい国」など

様々な使い方を練習するといいです。

このようにすることで,

作文を書くときに正しい字を選んで書くことが

できるようになります。

慣れてきたら,

主語や述語も入れながら,

「私は今日国語を勉強しました。」

のように練習していくと,

さらにすばらしいと思います。

あくまでも,最終目標は文の中で活用する!です。

あらすじをまとめる

 中学年の国語の学習から,

物語を読んで,あらすじをまとめる力が求められます。

どんなお話なのか概要を掴み,短くまとめる力です。

国語の教科書にのっているお話だけでなく,

様々な本を読み練習するとどんどん力がつきます。

また,読書量=国語力です。

たくさん本を読むことで国語の基礎が養われます。

自学ノートのために,家に帰ってから本を読む時間はないと想います。

もう読んだことのあるお話でかまいません。

短くあらすじをまとめる練習をするといいです。

あらすじをまとめる際,

はじめのうちは,

主人公に注目して,かかわる出来事をつなげていけば,

それなりの形になります。

 個人的には,

漫画やアニメもおすすめです。

その日見た漫画やアニメのあらすじをまとめてみるのもいいと想います。

意外と難しいですが,子どもは楽しんで取り組むことでしょう。

難しいことは,子どもの興味に合わせてあげるといいですね。

理科の実験や観察方法をふりかえる

 3年生から理科の学習が始まります。

植物を観察するときには,

どんなことに注目すればいいのか,

ポイントが説明されるはずです。

例えば,「色・形・大きさ」などです。

その方法をふり返り,ノートにまとめるだけでも立派な学習です。

理科のノートや教科書をみながら写すだけでもとても意味があります.

慣れてきたら,実際に家にあるものを観察し,

ノートにまとめるといいです。

 実験については,

実験方法・結果・わかったことなど,

授業でおこなったことを再度ノートにまとめるだけでも

かなりの勉強になります。

意外と,わかったことだけでなく,

実験方法や器具の名前も重要です。

言葉の意味調べ

 3年生から国語辞典の使い方の学習が始まります。

そこで,

言葉の意味を調べ,ノートにまとめてみるといいでしょう。

でも,どんな言葉を調べればいいのか迷う子もいます。

国語の教科書から探してくるのではなく,

自分好きな漫画やアニメにでてくる言葉を調べさせてもいいと想います。

意味のわからない言葉じゃなくてもいいと想います。

なんとなく意味は知っているけど,

ちょっと調べてみようかなくらいの感じで充分です。

 これを繰り返すことで,辞典をひくスピードがあがります。

高学年では,学習のなかでわからない言葉に出くわしたとき,

素早く意味を調べられることが重要です。

高学年に向けての準備だと思って取り組ませるといいですね。

計算・・・だけでなく作図も

 3年生からわり算,そして4年生ではわり算の筆算がでてきます。

何回も練習してスムーズにできるようにすることが大切です。

「低学年」のページでもお話しましたが,

算数は教科書の練習問題が最高です。

すらすらできるようになるまで何度も解かせるといいです。

ちなみにわり算の筆算の手順

「たてる・かける・ひく・おろす」

はしっかり身についていないと5年生で確実に困ります。

なぜなら小数のわり算が登場するので・・・

苦労している子・・・本当に多いです。

 またコンパスや分度器の使い方を練習することも大切な学習です。

ノートに円を描いてみたり,

適当な角度をつくって,分度器ではかる練習をしてもいいと思います。

地図記号は3年生,都道府県は4年生のうちに

 社会ってどんな勉強をしているのか

いまいちわからない

という人がたくさんいると想います。

とにかくタイトルにあるように

3年生は地図記号を描いて覚えましょう。

4年生は都道府県の位置と名前,できれば県庁所在地

さらに余裕のある子はまで覚えれば完璧です。

 3~4年生の社会は,地域の教材です。

地域社会について調べたことや資料から考えることがメインです。

気合いを入れて覚えなければならないのは,

地図記号と都道府県のみ!

といっても過言ではありません。

日本地図の白地図をコピーしてノートに貼り付けて

学習するといいでしょう。

 家庭学習からは少しそれてしまいますが,

都道府県を楽しく簡単に覚えたいなら,

個人的にはゲームの「桃太郎電鉄」1択です。

都道府県の位置・名前・名産品まで自然と覚えることができます。

超優秀なゲームです!

 

ちなみに,私は子どもの頃、

このゲームのおかげで完璧に覚えました。

それでも自学ノートに抵抗がある子へ

 そうはいっても,

ノートに勉強すること自体に抵抗がある子にとっては,

今まで紹介したものは,どれも苦痛です。

自学ノートのよさは,子どもの自主性を育むことができることです。

しかし

いくらいろいろな方法を知っていても

子どもがその気にならなければ,

継続的に取り組むのは難しいです。

でも・・勉強してほしいですよね・・・

 ならば,市販のワークです。

うちの子は学校が提示するような取り組み,

上記のような取り組みは難しかったです。

それでも,毎日の学習習慣はつけてほしいので,

子どもが取り組みやすいワークをみつけて与えたところ

自主的に取り組むようになりました。

 うちの子は恐竜が好きなので恐竜の読み物にしました。

 同じようなシリーズがあるので,探してみてください。

まとめ

 自学ノートのネタに困ったら,

国語なら「文作り・あらすじ」

算数なら「わり算・コンパス・分度器」

理科なら「観察・実験のふり返り」

社会なら「地図記号・都道府県」です。

 それも無理ならワークを買って,自主性はさておき,

学習習慣を身につけることに重きをおいてみてください。

 何事も,子どもの実態に合わせて手助けしてあげることが大切だ思います。

最後まで読んでくれてありがとうございました。



【進研ゼミ小学講座】

コメント

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