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家庭学習ってどんなことをすればいいの?(高学年)

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各種指導法

・家庭学習のネタがなかなか思い浮かばない

・どんなことを取り組めば効果的なんだろう

・どのように取り組ませたらいいだろう

毎日こんな悩みをもつ子や親御さんも多いかと思います。

現在,小学校では,宿題の他に家庭学習ノート,

つまり自学ノートの取り組みを推奨しています。

しかし,

いったいどんなことを取り組めばいいのか子どもは悩み,

どんなことを取り組ませればいいか親も悩みます。

いくつか事例を紹介するので,迷ったら参考にしてください。

☆このページでは次のようなことがわかります

✔家庭学習の具体例
✔それぞれの取り組みのよさ
✔高学年で最低限身に付けておきたい力

迷ったら,そのままパクってください。

好きな勉強をしてごらん。と言われるほうが,

子どもが困る場合があります。

物語を書いて表現力、漢字力を高める!

 小学校の国語の学習で,

「物語をつくろう」

みたいな単元がどの教科書にも存在します。

中学年くらいから,

自分の考えた物語を書く学習を経験してきてることと思います。

 そこで,日常的に物語りを書いてみるのもいい勉強です。

高学年であれば,

まず登場人物の設定をはっきりさせ(名前・性格・境遇),

起承転結をはっきりさせ書く練習をしてみるといいと思います。

中心人物がある出来事に出会い,

それを通して気持ちや境遇が変化するように構成できたら最高です。

 物語を書くことにより,たくさんの文章を書くので,

文章表現能力が高まります。

また,覚えた言葉や漢字を活用することで,より定着します。

 はじめのうちは,短くてもいいと思うので,

是非やってみるといいと思います。

思考力は思考させないと,

表現力は表現させないと

身につきません。

分数や小数の計算は次につながるので要復習!

 高学年でつまずきやすいのが,

なんと言っても分数と小数の計算です。

特に小数のかけ算,わり算は何度練習しても,

小数点の取り方などミスを連発してしまいます。

 しかし,これらを身につけておかないと,

その後の学習でもつまずきます。

とくに,

割合の学習では,小数のかけ算,わり算は必須です。

 はじめのうちは,

しっかりマスのあるノートで練習し,

筆算の書き方や手順,小数点の取り方を練習するといいです。

マスを使わずに計算する子は,

とにかく位取りの間違いが多いです。

慣れるまでは,マスをお勧めします。

 分数については,

かけ算・わり算,そしてかけ算とわり算がまざった計算

すらすら解くことができたらいいです。

 また,

小数から分数へ,分数から小数へ変換する練習もおすすめします。

 これについても,低学年編や中学年編でお話した通り,

教科書の問題を繰り返し解けば大丈夫です。

また,計算問題なら,ノートのスペースを使うので,

なるべく時間をかけたくないせっかちな子でも取り組みやすいと思います。

たくさんの問題集を用意するには,お金がかかります。

無料の教科書を最大限有効活用しましょう。

歴史の学習は時系列でまとめろ!

 社会は6年生から歴史の学習がはじまります。

歴史でつまずく子は,

まず名前が覚えられない時代ごとに整理できない

などいろいろな原因があります。

 そこで,自学ノートでは,

時代ごとに時系列

まとめていく学習をしてみるといいです。

例えば

年号と出来事を起きた順番にならべていきます。

そして,

その出来事に関連のあることを書き込んでいくととてもいいです。

1560年・・・桶狭間の戦い 
        織田信長が今川義元を破る,その後信長と家康は同盟を結ぶ
1573年・・・室町幕府の滅亡
        織田信長が室町幕府の将軍足利義昭を追放する。
        これにより,約240年続いた室町幕府が滅びる。
1575年・・・長篠の戦い
        織田・徳川連合軍対武田軍
        鉄砲を使った戦

のようにどんどん繋げていくといいです。

実は,社会の教科書は,時代区分については,時系列になっていますが,

細かい部分は時系列になっておらず,子どもが混乱することがあります。

 個人的には,歴史の学習に関しては,

漫画がおすすめです。

漫画でお話として理解できると,

何も見ずに

時系列で出来事を書き出すことができるようになります。

ほんとおすすめです。

小学生のうちから英単語練習,そして英文を書こう!

 最近,5年生から外国語が教科化されました。

4年生までの外国語活動とは違い,テストも実施されます。

一昔前の中学校1年生で学習した内容をもう小学校で学習します。

 とりあえず,

アルファベットは大文字も小文字

しっかり練習しかけるようになることが大切です。

1年生の頃のひらがなの練習のように,書いて覚えることが大切です。

私の時代は,中学校1年生での学習内容でした。

 それが身についたら,

英単語(曜日・月・スポーツの名前・教科の名前など)

を練習し覚えるといいです。

 英単語練習は単調な作業ですので,

1ページ埋まるのは意外と速いです。

きっと漢字練習よりもハードルは低いと思います。

 さらに,

簡単な英作文をし,日本語訳を書いていくのもいい学習です。

英語をしっかりと身につけたいのなら他の学習法がいいと思いますが,

自学ノートのネタとしては,取りかかりやすいと思います。

中学校以降,試験のことなども考えると,

英語は超重要です。

小学校のうちから準備を!

まとめ 目的が大事!

 高学年になると,学習内容のレベルがかなり高くなります。

大切なのは,

テストなど目標を意識させて取り組むことが

できるようになることだと思います。

それまでの,何となく継続する・・・という意識から,

来週は社会のテストがあるから今日はテスト勉強をしよう

・・・というふうに考えることができるようになると,

自学ノートとしての意味が出てくると思います。

その姿勢が中学校につながっていくと思います。

ぜひお子さんに試してみてください。

最後まで読んでくれてありがとうございました。



【進研ゼミ小学講座】

 

 

コメント

  1. […] ・家庭学習(高学年) […]

  2. […] →→高学年の家庭学習についてはこちら←← […]

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