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家庭学習ってどんなことをすればいいの?(低学年)

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各種指導法

最近,小学校から宿題とは別に,自学ノートもしくは家庭学習ノートの取り組みみたいなものが提示される場合が多いです。

だけど,自学ノートってどんなことをすればいいの?

と,思う方は多いはずです。

そんな人のために,取り組みの例をご紹介します。

困ったら,次のうちの何かに取り組んでおけば間違いなし!!

☆このページでわかること

✔低学年が家庭学習で取り組むべき課題
✔低学年のうちに最低限おさえておきたい力

低学年のうちから学習習慣を付けることは大切です。

自学ノートは続けることに意味がある

 そもそも,なんで自学ノートなんて取り組まなければならないの?

と考える人も少なくないと思います。

先生が学習内容に合わせて,

プリントを出してくれればそれでいいじゃん!と考えると思います。

 自学ノートの目的は,

あくまで自分で自分にあった学習を考え,

実行することにあります。

つまり主体的に学ぶ力の育成です。

しかし,

低学年のうちは,自分の課題を見つめ直し,

どんな学習をすればいいのか考えるのは,なかなか難しいです。

そこで,

まずは,毎日とにかく継続することを目標にすればいいと思います。

まだ,早いんじゃない?なんて考えは捨てましょう。

手っ取り早く日記

 まずは,定番の日記です。

「でも,そんなに毎日書くことなんてないよ!」

と悩む親御さんが多いです。

しかし,そんなに深く考えなくてもいいんです。

低学年が日記を書く目的の中には,

マスの使い方,文字を書く習慣を身に付けることがあります。

だから・・・・

きょう、がっこうからかえってきたら、てをあらっておやつをたべました。てれびをみていたら,「しゅくだいをやりなさい」とおかあさんにおこられたので,しかたなくやりました。そのあと,ゲームをやりました。・・・・・

のように事実の羅列で充分です。

もし,意識させることがあるとすれば,

出来事を時系列(起こった順序)通りにかくです。

これを継続するだけでも,書く力は高まります。

慣れてきたら,自分の思ったことなどを入れると立派な作文になります。

日記を書くと先生がコメントをくれることが多いから,

子どもも意欲的に取り組むようになります。

計算練習 迷ったら教科書を使う!

 低学年でポイントとなるのが,1年生で取り組む,

繰り上がりのあるたし算,繰り下がりのある引き算,

そして2年生のかけ算(九九)です。

これらを素早くスムーズにできることが大事です。

 たし算,ひき算などは

自分で問題を作って計算するだけでも,充分です。

ただし,意欲を持たせるために,ストップウォッチなどを用意して,

ノート1ページ取り組むタイムを計って記入させるようにするといいです。

少しぐらいいい加減でもいいので,

自分でやる習慣をつけるといいと思います。

速くなったときには,おおいに褒めてあげてください。

 問題を考えて取り組むことが苦手な子は,

教科書に掲載されている練習問題に取り組ませることをおすすめします。

教科書の問題をすらすらとけるということは,

その学習で身に付けるべき力がしっかり備わったことを意味します。

わざわざ問題集を買うくらいなら,

教科書の問題に何度も取り組ませた方がいいです。(経済的にも・・・)

問題集はやり終えたら次のものを買わなければなりません。

お金がかかりますね・・・・

しりとりで楽しく言葉の勉強!

 文字の練習をするときに,

「あ」で1行全部埋める,

次の行は「い」というような練習の仕方をよく見ます。

しかし,

一文字ずつ練習するよりは,

言葉などに活用して練習したほうが,さらに効果があります。

(1文字ずつの練習がだめだというわけではありません。)

 今日はひらがなを使ってしりとりをして,1ページうめよう。

明日はカタカナで1ページうめよう

みたいな感じで取り組むといいと思います。

しりとりをすることによって,自分の語彙を確認することにもつながり,

また,継続することで語彙が増えていきます。

 また,漢字を習いだしたら,

漢字も入れながらしりとりをしていくとさらに効果があります。

『山→マント→時計→いちご→ごま→マントヒヒ→日にち・・・・』

のようになっていくといいですね。

文字は言葉を書いて練習していく中で覚えることが大切ですね。

ペットの観察も勉強です!

 生活科の学習でやるような観察日記に取り組んでみてもいいと思います。

 まず,ノートの上半分にペットの絵をよーくみて描きます。

そして下半分には,ペットの様子について文で表します。

文を書くときに気をつけたいことは,

色・形・大きさ・自分の思ったこと」を必ずいれることです。

この4つの視点をもって観察することで,

小学校の生活科の学習だけでなく,

3年生からの理科の学習にも役立つことになるでしょう。

 ペットではありませんが,小さい弟や妹がいる場合には,

そちらを観察して観察日記をつけてみるのもおもしろいです。

自分の兄弟の観察日記などは,

子どもは喜んでやります。

最後に 低学年の習慣は高学年まで続く!

 前述したように,低学年のうちの目標は習慣化です。

1日1ページ取り組むことは理想ですが,

たとえ1ページにみたなくても取り組むことができたなら,

認めてあげることが大切です。

 低学年のうちに自主学習の習慣がつくと,

中学年・高学年になっても自主的に継続することができるようになります。

逆に低学年のうちに身に付けることができないと,

その後身に付けるのに少し苦労すると思います。

子どものために親が踏ん張りましょう。

 是非,頑張ってみてください。

最後まで読んでくれてありがとうございました。



【進研ゼミ小学講座】

コメント

  1. […] ・家庭学習(低学年) […]

  2. […] →→低学年の家庭学習についてはこちら←← […]

  3. […] ←低学年の家庭学習について […]

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