体幹の強さは
運動に影響することはもちろん,学校生活にも影響します。
決して不安を煽るわけではありませんが,
生活上いろいろなところで影響がでます。
☆こんな人に読んで欲しいです
✔体幹の強さが小学校生活とどのように結びつくかわからない ✔子どもの体幹を鍛える方法を知りたい
体幹が弱いと苦労する理由
次のような注意を受ける子は,
体幹の弱さが原因かもしれません。
「いすに座る姿勢が悪い!!」 「立つときは,しっかり気をつけをしなさい!!」 「もっと丁寧に字を書きなさい」
授業中(45分間)椅子に座り続け,姿勢を保持し続けることは,
決して簡単なことではありません。
大人でも,「ずっと背筋を伸ばしたまま話しを聞きなさい」
と言われたら,かなりつらいはずです。
猫背になったり,足を組んでしまったり
同じ姿勢でいることは難しいはずです。
しかし,学校では,背筋を伸ばして,
きちんとした姿勢で聞くことが立派とされています。
たとえ,話を聞いていても姿勢が悪いと注意されてしまいます。
けれど,子どもに決してやる気がないのではなく,
ただ単に筋力の問題である場合があります。
これって,かなりつらいことですよね~
「ちゃんと話を聞こうとしていたのに,先生に怒られた。」
となっては子どもが可哀想です。意欲につながりません。
体幹の強さが書字に関係するのは,以下の通りです。
字を丁寧に書くためには,上手に指先を扱える必要があります。末端の筋肉を上手に動かすためには,身体の中心,おおもとの筋肉を鍛えることが重要です。療育センターや特別支援学級で,手先の巧緻性を鍛えるために,体幹を鍛えることをプログラムに入れることが多いのです。
子どもの体幹はどうやって鍛える?
以上の理由から入学前にある程度,体幹を鍛えておくといいです。
筋トレなどは必要ありません。
とにかく全身を使った運動をさせ,
遊びの中で鍛えればいいんです。
おすすめはトランポリンです。
他にも,縄跳びやバランスボード,バランスボールなどもお勧めです。
これらは,あまり場所をとらないので,手軽にできます。
注意すべきことは,子ども自身が楽しく毎日続けられるようなことを選んであげることです。子どもがすぐに飽きてしまう方法では,長続きしないので,意味がありません。
おわりに 姿勢が保てないこには,配慮を!
体幹の重要性については,お分かりいただけたかと思います。
しかし!
個人的には,姿勢保持が難しい児童に対しては,
肘掛け付きの椅子を用意するなど,合理的配慮があってもいいと考えます。
しかし,現在の学校にそれを求めてもなかなか変わりません。
子どものためにも,親が配慮するしかありませんね。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
コメント
[…] 体幹が鍛えられていないと,運動が苦手になるだけでなく,学習面などいろいろなところに影響がでます。体幹を鍛えることが重要です。 […]