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はじめて小学校に入学する方のための家庭環境調査票の書き方

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入学準備

 入学前,もしくは入学後(新入生はたいてい入学前です)に

学校から家庭環境調査というプリントが配布され,

記入及び提出を求められます。けれど,

「調査票っていったい何を書けばいいの?」

「説明がざっくりすぎる!」

「これってどんなときに使われるの?」

なんて思っちゃいますよね?

配布のとき,さらっと説明だけされるパターンも少なくないですからね・・・

☆このページでわかること

✔ 家庭環境調査票を書くときに意識すべきこと
✔ 家庭環境調査票に求めている学校のねらい
✔ 効率的に書く方法

家族構成は勤務先が大切

 同居家族の年齢,勤務先,学校名など

正確に記入することが大切です。

 特に,勤務先については,詳細に記入しておくといいです。

 先生が保護者の仕事の内容を詳しく知りたい・・・

というわけではなく,正確な勤務先が分かることで,

この先の緊急連絡先でも触れますが,子どもに何かあったとき,

すぐに連絡をとるための手がかりとなります。

 また,仕事をある程度把握してもらうことで,

先生が電話をする時間帯を考えてくれます

たとえば・・・役場に勤めているということは,

5時以降にしたほうがいいかな・・・とある程度の配慮をすることができます。

(緊急の場合はこの限りではないですが・・・)

家族構成・仕事を理解してもらうことは大切ですよ。

緊急連絡先は繋がりやすさ重視

緊急連絡先は超重要です。

 子どもに何かあったとき,

先生がすぐに連絡が取れるようにするためのものです。

最近は3つまで指定してください・・・みたいな学校もあります。

優先順位をよく考え記入することが大切です。

①母親の携帯

②父親の携帯

③祖母の携帯など

とにかく日常を想定して連絡がつきやすい順で記入することが大切です。

①に母親の携帯と書きましたが,

母親・父親が共働きで祖母のほうが連絡がとりやすいのであれば,

家族内で相談したのち,1番手に祖母の携帯をもってくるのもありです。

 3つまでかけるのであれば,3つ書きましょう。

勤務先を緊急連絡先にしてもかまいません。

3つとも携帯番号で埋めてしまった場合でも,

前述の家族構成の欄で勤務先をしっかり記入しておくと,

3つともつながらなかった場合、

先生方は勤務先の電話番号を調べ,連絡してくれます。

 実際にあった例ですが,

子どもが骨折して,救急車で運びたいとき,

保護者の同意を求められることがありました。

他にも,何か特別な処置を施したいとき,保護者の同意が必要な場合があります。

 それだけでなく,発熱して39℃近くあるのであれば,

いちはやく病院にいくなり,お家に帰って休ませるなりしたほうがいいです。

とにかく,つながりやすさが重要だね。

あと,日中動きが取りやすい人がいいね。

お子さんの様子については遠慮なく

 この欄に書くことを迷うと思います。

しかし,学校側はこの欄が気になります

まず,お子さんの

良いところ,気になるところを具体的に書くといいです。

難しく考えずに,

「誰にでも挨拶できます」

「物怖じしません」

「初めての人や場面が苦手です」

「大きい声を出すのが苦手です」

などお家の方からみた率直な子どもの様子を書くといいです。

これを踏まえて,担任の先生は指導にあたります。事前に子どもの様子について頭に入っていれば,何か活動する前に配慮することができます。また,「大きい声を出すのが苦手」と書かれていた子が大きな声で挨拶をしたときには,おおいに褒め,自信をつけるための配慮をすることができます。

他にも・・・

幼稚園・保育園の頃の人間関係

(実名を出す必要はありません)

生活の様子などを具体的に記入しましょう。

学校側としては,情報はあればあるほど助かります。

遠慮はする必要ないです。

子どもを正しく理解してもらえるようにしたいですね。

学校から家までの地図はコピペ

 この欄に書こうと思ったらたいへんです。

 面倒です。

 ネットで検索し,

プリントアウトし,貼り付けることをおすすめします。

 ただし,地図の端の方でもいいので,

家の外観や壁の色など

特徴を記入しておくといいです。

 もし,近所に祖父母や親戚の家があり

下校先がそちらになる場合があるのであれば,そちらも書き込んでおくことをおすすめします。

学校側が家を把握しておくことはとても大切です。例えば,下校時に,家に帰らずランドセルを背負ったまま,どこに遊びにいってしまい軽い行方不明になったとします。そんなとき,学校に連絡を入れてくれれば,児童の家の方角から行きそうなところをピックアップし,先生方が捜索します。

まあ,そんなことが起きないように

言い聞かせることが大切ですね(笑)

まとめ

 家庭環境調査票は学校にお子さんのことをよく知ってもらうための,

そしてお子さんに何かあったときの助けになる資料です。

学校生活がスタートすれば,先生方は児童の様子をずっと見ているので,把握することはできますが,

この調査票があるのとないのでは,大きな違いがあります。

 少し(かなり?)手間ですが,しっかり記入して学校に提出してほしいと思います。

入学に向けて,学習の準備も考えておくことは必要です。

それは,ただ単に用具・・・というわけではなく,

学習習慣など,小さいうちから身に付けておくと,

小学校に早く適応できるようになります。

子どものために適切なサポートをしてあげたいですね。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

 

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