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入学準備~新1年生の保護者が意識しておいたほうがいいこと

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入学準備

小学校に入学させたら,それで終わり・・・

というわけではないですよね。

そこから長い長い学校生活が始まります。

ご承知のことと思いますが,

小学校1年生という時期はとても重要です。

1年生の頃に身につけた良い習慣は,

6年間ずっと意識し続けることができます。

逆に,1年生の頃に身につけた,

あまりよくない習慣については,直すのに時間がかかります。

 だから,1年生の担任の先生は,とても細やかな指導を意識します。

しかし!!必ずそのような担任の先生に出会うとは限りません。

先生にもいろいろなタイプの先生がいます。

また,教職経験年数も様々です。

もしかしたら新採用の先生かもしれません。

まず,お家の方が意識していくことが大切ですね。

☆このページでわかること

✔ 子どもの成長のために親が意識すること
✔ 低学年のうちに身に付けさせたい習慣

持ち物の準備は親と一緒に!

 学校から帰ってきたら,次の日の時間割を見て,

必要な用具をそろえる作業は家庭でしかできません。

ここでの親の関わりが重要ですね!!

 はじめから,子どもの自主性に任せて自分一人で準備させるのは,避けたいところです。

基本的にはじめのうちは,「一緒にやってあげる」が基本です。

 何事もそうですが,まずは「一緒にやる」がはじめのステップです。

時間割を1時間1時間一緒に確認し,必要な学習用具を用意します。

 このとき,ランドセルに道具を入れる作業は子ども自身にやらせましょう。

また,ティッシュやハンカチ,給食セットなども一緒に準備をしてあげます。

 そして,意外と大切なことは,毎日ほぼ決まった時間に行うことです。

一緒にできるようになったら次のステップだね

 次は,子どもが自分で時間割を見て準備することが目標になります。

 ただし!!

このときも子どもの様子を最後まで見てあげることが大切です。

きっと時間がかかり,もどかしい気持ちになるでしょうが,

じっとこらえてください。

間違えそうになったら,少しアドバイスをしたり,

「何かわすれてな~い」と声をかけるくらいで充分です。

 無事準備できたときは,たくさん褒めてあげてください。

子どもにとってこれが成功経験となり,プラスに作用します。

イライラしても我慢ですよ~

 ほとんど口をださずに自分できるようになったら,

いよいよ子どもだけに任せてみましょう。

さらにレベルアップです

ただし,あとで,こっそり確認することが大切です。

もし,忘れているものがあったら,優しく教えてあげましょう。

 これをしばらく続ければ,子どもは自分自身でしっかりと学習用具の準備ができるようになります。

もちろん,自立するまでの期間に個人差はありますが,

必ずできるようになると信じて関わることが大切です。

最終的には,子どもを信じる気持ちが大切です。

宿題の習慣は1年生のうちに!

 これも,1年生のうちにほぼ決まってしまいます。

 1年生で定着した子は,その後ずっと宿題を忘れません。

 なぜなら,習慣化してしまうからです。

 はじめに,宿題をやらせるのに,1番やってはいけないことは,

「ご褒美制度です。」

これは,宿題に限らず,テストでもそうですが,

「宿題やったら何か買ってあげるよ。」

「テストで100点とったらおもちゃを買ってあげるよ」

「お金あげるよ」はNGです。

確かに子どもはやる気になることでしょう。

しかし,慢性化してしまうと大変なのは親です。

しかも,いざ苦しくなってこの制度をやめようと思っても引き返すことは難しいです。

子どもは「ご褒美がないならや~らない」という意識になってしまうので,

一気にモチベーションが下がります。

 是非気をつけてください。

ご褒美=もの・・・とならないことが大切ですね。

しかし,

「宿題をやったらテレビをみようね」

「宿題をやったら遊んでも良いよ」

など,先に楽しみを用意しておくのは悪いことではないと思います。

 宿題についても一緒で,まずは「一緒にやる」が基本です。

 わからないところがあってもお母さんが教えてくれるという状況がとても大切です。

 それに慣れてきたら,少しずつ自分一人でできるようにしましょう。

ここで,おすすめしたいのが,宿題をやる場所は,

是非大人の目の届くリビングなどにすることです。

避けた方がいいのは,自分の部屋にこもってやることです。

ある調査では,自分の部屋で勉強する子よりも,

親の目の届くリビングなどで勉強する子のほうが,

学力が高いという結果もあります。

学力調査でも明らかになっている事実です。

寝る時間,起きる時間を決める

 生活リズムこそ,家庭教育の出番です。

 小学校からもいろいろな呼びかけ(啓発)はしてくれますが,そこまでです。

 規則正しい生活については,やはり家庭ががんばらないとならないです。

 ちなみに,寝不足な子どもが学校でどんな生活を送っているかというと・・・

 授業に集中できない・・・

 いつもボーッとしている・・・

 給食も満足に食べられない・・・

 怒りっぽい・・・

 イライラしている・・・・

のような生活を送っています。

 自分の子はそんなはずはないと思うかもしれませんが,間違いなくそうです。

学校の先生は今のご時世,その子の課題についてはっきりとは伝えてくれません。

 やんわりとオブラートに包んで伝えます。

(保護者ともめるのを何より嫌うので・・・)

 だから,親自身がしっかり自分の子の生活を見直し考えてあげることが必要です。

 はじめは,とにかく寝る時間をしっかり守らせましょう

 できれば9時・・・おそくとも10時までには,

 眠りにつくことができるよう徹底しましょう。

 見たい番組は,録画して後日みるなどの工夫も大切です。

 早く寝ることができれば,朝はそんなに乱れることはありません。

 朝なかなか起きれないのは,9時に布団入ってもだらだら起きてるからかもしれません。

 だから,子どもが眠りにつくまで,親は寝ない!!が基本かもしれません。

 夜更かしの習慣がつくとやっかいです。

 なかなか直りません。

 というかほぼ無理です。

 夜更かしの楽しさから抜け出すことはほぼ不可能です。

次の日が休みの日くらいはいいかもしれませんね。

言語づかいは家庭環境丸出し

 親の言葉づかいを子どもはそのまま真似します。

 これは,間違いないです。

 しかも,普段聞き慣れてる言葉なので,悪気無く使います。

しかし,これが,学校ではトラブルのもとです。

「いや~家以外ではやめなさいと言ってるんですねどね~」

と言う人もいますが,子どもにとってそれは無理です。

 友達とのトラブルを減らしたいのなら,言語環境を整えることは必須です。

 逆に,良い言葉も子どもは素直に真似してくれます。

 「ありがとうございます。」

 「ごめんなさい。」

 「おはようございます。」

 「こんにちは。」などなど

 自然と出てくる子は,

周りからも好かれ,

褒められることが多くなり,

どんどん自信をつけていきます。

まとめ

 子どもの良い習慣は家庭がつくります。

 「〇〇さんは忘れ物がすくないですね。」

 「毎日宿題頑張ってますね」

 「いつも礼儀正しいですね」

これらは,家庭教育の成果です。

 子どもが褒められると親が褒められているみたいで,思わずにやけてしまいます。

 是非,みんなで子どもの良い習慣をつくっていきたいですね。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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